国学院高校(國學院高校)

國學院高等学校は、東京都渋谷区神宮前にある私立高等学校である。1948年(昭和23年)に開校した私立の男女共学校。戦後の学制改革で廃止された旧制國學院大學予科を受け継ぐ高校でもある。2008年(平成20年)に開校60周年を迎えた。1学年の定員は500名以上と比較的規模が大きい。大学構内に設立されたが、1956年(昭和31年)に私立東京第一高等学校を吸収合併した際、同校の敷地に移転、現在に至る。神宮外苑の一角に位置しており、東京の中心地にありながら閑静な環境下にある。学校の周辺には国立競技場や神宮球場・秩父宮ラグビー場など有名な施設が多い。旅行行事は、1年次の静岡県掛川市つま恋での校外研修、2年次の萩・北九州方面の修学旅行などがある。また、希望者は夏季休暇にオーストラリアでの海外語学研修に参加することができる。 なお、高校野球では原則として新字体を用いることになっていることから「国学院」と表記される。
入学試験状況
平成16年度までは「二次入試」という名称で、募集数百名のうち若干名(10名以下)の募集という倍率的に非常に狭い(偏差値が60中盤の高校としては)独特な入試を行っていたが、17年度からこれを「一般第2回入試」という名称に改め募集数も80名となり生徒の質が画一化してきている。
進学状況
卒業後、ほぼ全員が4年制大学へ進学を希望している。國學院大學の附属高校であるが、他大学へ進学する生徒が多い。 國學院大學へは、一定の成績であれば無試験で入学することが出来る。また法学部の一部では、他大学との併願も可能な優先入試があり、推薦・優先入試を併せると150 - 200名程の生徒が國學院大學に合格している。
教育目標
誠実で明朗かつ健康で感謝して日々の生活を楽しむこと;人を敬愛し平和で民主的な社会生活を楽しむこと;自由と責任を弁え自主的な生活を楽しむこと。